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トリキュラーで卵巣がん予防・食欲は増すのか?

避妊用の薬として知られる低用量ピルの一つにトリキュラーがあります。

トリキュラーは低用量ピルのなかでもメジャーな薬で、第2世代、3相性のピルになります。
多くは避妊目的で使用されますが、生理痛の酷い人や子宮内膜症の人にも治療目的で処方されることもあります。

トリキュラーをはじめとする低用量ピルは、どれも女性ホルモンを含んでおり、毎日服用することで排卵を止めます。
排卵が止まるため子宮の中に精子が侵入しても授精することはなく、妊娠することはありません。

この排卵をとめるという作用が、実は卵巣がんの予防にもつながっています。
卵巣がんは卵巣が毎月排卵を起こすと細胞の損傷・修復がおこり、その過程で腫瘍ができ、悪性化することでできると考えられています。
排卵をとめると細胞の損傷・修復が必要なくなりますので、これによって卵巣がんが予防できるのです。

では、このようなメリットのあるトリキュラーですが、副作用の心配はどうなのでしょうか。

トリキュラーに限らず、すべてのピルにいえることですが、吐き気や不正出血などの副作用は起こりえます。
しかし、こういった副作用のほとんどは3か月ほど継続してピルを服用することで自然と収まっていきます。
よく、ピルを服用すると食欲が増し太るというのも聞きますが、これは低用量ピルが使用される以前はホルモン含有量の多い中用量ピルが避妊薬として使用されており、副作用として食欲増進が見られたために言われているのです。
トリキュラーをはじめとする低用量ピルはホルモン含有量が少ないため、食欲増進や肥満といった副作用は現れにくいので、過度に心配する必要はありません。
しかし、中には食欲増進が認められる人もいますが、普段の食生活を変えずに食欲に任せて暴食しなければ太る心配はありません。